東京都新橋に鎮座する烏森神社。
近年の御朱印ブームにより烏森神社のカラフルな御朱印目当てに参拝に訪れる方も多く、メディアでも紹介されるほど人気の神社です。
新橋はサラリーマンの方やOLの方などが多い印象があります。
OLの方が通り際に鳥居の前で手を合わせてる姿もよく見受けられます。
烏森神社では御朱印だけではなく、心願色みくじなども人気です。
今回は、そんな人気の烏森神社のご利益やひなまつり限定の御朱印を紹介します。
烏森神社の基本情報
東京都港区新橋2‐15‐5
新橋駅徒歩約5分
烏森の地は、古くこのあたりが武蔵野国桜田村と呼ばれていた時代には、江戸湾の砂浜で、一帯は松林でした。
そのため当時この地帯は「枯州の森」あるいは、「空州の森」と言われてました。
しかもこの松林には、烏が多く集まって巣をかけていたため、後には「烏の森」とも呼ばれるようになりました。
それが烏森という名の起こりです。
明治以降昭和7年まで町名として使われていましたが、その後新橋に改められ、今では新橋駅の烏森口と烏森神社にその名をとどめています。
・神社の創始
平安時代の天慶3年(940年)に、東国で平将門が乱を起こした時に、むかで退治の説話で有名な鎮守将軍藤原秀郷が、武州のある稲荷に戦勝を祈願したところ、白狐がやって来て白羽の矢を与えました。
その矢を持ってすみやかに東夷を鎮めることができたので、秀郷はお礼に一社を勧進しようとしたところ、夢にまた白狐が現れて、神鳥の群がる所が霊地だと告げました。
そこで桜田村の森まで来たところ、夢のとおり鳥が群がっていたので、そこに社頭を創建しました。
それが、烏森稲荷の起こりであると言われています。
その後、明治6年にこれまでの烏森稲荷の社名を烏森神社と改め、新橋烏森の守り神として多くの人々の信仰を得ています。
(烏森神社頒布資料より)
烏森神社のご利益
・御際神
倉稲魂命(ウガノミタマノミコト)
天鈿女命(アメノウズメノミコト)
瓊々杵尊(ニニギノミコト)
・ご利益
商売繁盛
技芸上達
家内安全
神社の縁起から必勝祈願の成就などのご利益があるとされてます。
心願色みくじとお守り
烏森神社では御朱印が人気ありますが、心願色みくじも人気です。
色は4色あり、赤(恋愛・良縁)青(厄祓・仕事・学業・技芸)黄(金運・幸運・商売)緑(健康・家庭)に分けられています。
おみくじと一緒に同じ色の「願い玉」と「願い札」を授与していただけます。
願い札に同色のペンで願い事を書き、結び紐に付けると願いが叶うとされています。
烏森神社に行った際には、御朱印と心願色みくじの両方いただくと御朱印に透かし印を押してもらえるので個人的にはおすすめです。
烏森神社には珍しいお守りがあります。
それが、「癌封じ御守」です。
癌に打ち勝つ御祈願をしている御守だそうです。
ひなまつり限定御朱印
・ひなまつり限定御朱印

烏森ひなまつり限定御朱印
御朱印は初穂料500円です。
ひなまつり限定の御朱印はピンクでかわいいです。
私は平成29年に頂いたのですが、1日300体限定で朝9時に行ったら貰えなくて次の日に朝7時に並んでやっと頂きました。
平成30年は多くの人が貰えるように神社の配慮により期間中に参拝に行けば誰でも頂けるようになりました。
朝早くから何時間も寒い中並ぶのは大変だったのでとてもありがたいですねー。
まとめ
新橋という都会にある烏森神社は、神社自体は大きくないですが、人気の神社です。
カラフルでかわいい御朱印も人気です。
限定の御朱印もあるので私も年に5~6回参拝しに行きます。
ぜひ烏森神社で参拝して御朱印頂いてみてはいかがでしょうか?